「宇宙の法則と仏法7字」のこと

学会擁護派のブログも多々読んでいますが、この種のブログは恥ずかしながら初めてお目にかかります…(‘-‘*)

宇宙の法則と仏法7字のこと…「龍とシリウス」(2023年4月2日投稿)

男女の違いや考え方の根源の相違というのでしょうか、乾河原には決して書き得ない筆致の数々です。
そんな記事の一つを、何とか頑張って眺めてみます……(‘-‘*)

〇   〇   〇

「桜の季節ですね
この時期になると無性に、きれいな湧き水や川や滝のある所へ出かけたくなるのよね。
「地涌の菩薩」と「湧き水」がリンクするのかもしれないわ。
「地涌の菩薩」って、「自身の生命の奥深くから湧き出てくる仏性」なのよね

初っぱなからこんな感じの書き出しです…。
管理人は当然の事、女性(部)の人。

湧き水」と「地湧の菩薩」のリンクって、個人的にはなかなか思い付かないフレーズです。
考えて見れば「地から湧き出づる…」と言う意味では、確かに同じ種類のものではありますが、記事に書くとなると個人的には無理……。

しかし、こう言う話がスンナリ書ける人って、やはり頭がいい感じは受けます。

「よく神社仏閣にある手を洗う手水舎が、龍の口から出てたりするけど、自宅にも同じモノがあるのよね。
家では龍じゃなくて「蛇口」という名のへびバージョンだけどね(笑)
ヘビが「蛇口」ならば、龍なら「龍口」よね?」

この件(くだり)は、「湧き水は龍神が関与している」ということから導き出された話。
若干頭が変になりそうにもなるそんな飛び方ですが、でも話の流れとしては何となくのリズムが感じられそうなものではあります。

龍口寺は、日蓮大聖人が50才の時に、鎌倉の片瀬海岸の「龍ノ口処刑場」で首を斬られそうになったあの有名な「龍ノ口の法難」ゆかりのお寺よ~

…んで、こんな話に飛んで行きます。
これは以下の話の続きのようです。

「実はね、ラー子は去年、学会のある女性部の方とブログを通して知り合いになりました。
その方とは、妙法の「妙」の世界での話が通じ、不思議な縁もいくつかありました。
その中でも特に驚いたのは、なんと「龍ノ口の法難の縁」!」

ブログも元気ですが、実生活でも飛び跳ねた女性部の方だと感じます。
一方乾河原は、地味に家のPCに向かって、ただ只管キーボードを打つしか能のない人なんですが……(‘-‘*)

「更に、このご縁が始まったのは、ラー子が50歳の時だし、大聖人が法難に逢ったのも50歳の時・・。
こんな不思議な事って、あるのね~
恐らく、この龍にまつわる体験も人生の学びのひとつで、今世の必須課題なのね。
なんだか、人生の「伏線」のひとつを回収した感じだわ~」

個人的には「伏線」という単語に、チョイと信仰の深さを感じました…。

伏線を「福運」と変換して読んで見ると、結構深い意味に取れそうです。
こう言う伏線(福運)って、自身の信仰人生には様々な時代、場所に待ち構えられています。
それを上手く捉えて「利用」出来るかどうか、これが信心の「」だとも言えそうです。

蛇口も龍口も河口も津波も日本列島も世界地図も、み~んな「リュウ」のフラクタル(ひな型)なのね
究極を言えば、見えない波動の「氣」も、龍・流型(ヒモ型)

私たちは「循環」という「流れ=リュウ=理宇(宇宙の摂理)」の中で生きてる
人間の脳の前頭葉にも、「海馬」という直近の記憶を司る「龍型器官」があるわよ
「海馬」は英語で、Sea Horse =タツノオトシゴの事で、龍の子供よ!

日蓮大聖人が生まれたのは、千葉県安房鴨川の漁師(量子!)の家
ラー子には、千葉県がタツノオトシゴに見えるのだけど、そのちょうどオシリの辺りに安房鴨川があるのよね
だから、龍の子の龍の落とし子が産んだ子供、みたいな図
つまり、龍の孫ってことだから、天孫降臨みたいだわ(笑)

少々長い引用ですが、読んで見ると結構面白い考え方の彼女だと言えますし、雑学的な知識も持っているようです。

湧き水」から「蛇口「。「循環」から「宇宙の摂理」に行き、そして「タツノオトシゴ」……。
日蓮仏法から特に大きくとっ外れてもいないそんな話の流れですから、大したものだと思います。

個人的には「漁師と量子」の掛け合いは、結構なものだと思いましたね…(‘-‘*)

〇   〇   〇

「龍はそもそも、自宅のご本尊の曼荼羅の中におられましたね
龍樹菩薩(ナーガルジュナ)と諸天善神の「大龍王」が・・」

こんな感じのブログです。
これは現実、彼女と「波長」が合うかどうかの問題もあるかも知れません。

でも、こう言うすっ飛んだオモシロ系の学会擁護ブログが存在するって言う事は、世の中も捨てたものでもないそんな証拠にも感じます…。
一度あなたも、彼女の創価学会の世界観にどっぷり浸りきってみると、どうです…。


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2 thoughts on “「宇宙の法則と仏法7字」のこと

  1. かなり深い教養と教学力をお持ちの方ですね。
    種々の仏法の法則や大聖人の御生涯での出来事、そこに、日常の生活で見聞する身近な事実や事象を、故事などになぞらえつつ、軽快な文章に起こすって、付け焼刃的な知識や半端な文章技量では出来得ないことでしょう。
    そのブログを拾ってきて紹介する乾河原さんも素晴らしい。
    「人生の伏線」…それぞれの縁ある人たちとに出会いと交流の中で起きる様々な事象全て。
    その時には気づけなかった小さな出来事が、係わった全ての人の臨終に際して「成仏への縁」として回収されていく。
    凄い発想です。

    1. 福島さん、こんにちは

      こう言う種類の人が学会ブログを運営していること自体、やはり素晴らしい話だと考えます。
      乾河原は、基本「学会批判者系ブログ専門」なのですが、当然の事こんな超良質なブログは彼等批判者の世界にはたった一つも存在していません。

      これらかどんな凄腕のブロガーさんが出てくるのか、自分自身とても楽しみにしています…(‘-‘*)

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